ご挨拶

   
理事長 安原 稔
理事長
安原 稔


ごあいさつ

 みなさまにおかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
 平素は、しまなみ信用金庫に格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。
 本年も、当金庫に対するご理解を一層深めていただくため、1年間の活動をご報告する当金庫の概要を作成しました。ぜひ、ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
 2021年度を振り返りますと、新型コロナウイルスの勢いは止まることなく、「緊急事態宣言」または「まん延防止等重点措置」が断続的かつ長期間にわたり発令され、個人消費および企業生産活動にとりましては、重い足かせとなりました。
 さらに年度末にかけては、国際情勢の悪化や円安の加速化も見られ、日本経済を取り巻く環境はその厳しさを直視せざるを得ない展開となりました。
 このような環境下、当金庫は「しまなみ中期経営計画(2020 〜2022年度)」の2年目を迎えました。前例のないコロナ禍の中で、役職員は「『しまなみ』にしかできないお手伝いをあなたとともに」を合言葉に、これまで地域を支えていただいたお客様を絶対に守るという決意のもと、積極的・継続的な伴走支援に取組んでまいりました。  この結果、2021年度の決算では、8億7百万円の当期純利益を計上し、自己資本比率は国内基準の4%を上回る9.65%を確保することができました。
これもひとえに会員の皆様をはじめとする地域の皆様の温かいご支援の賜物と深く感謝し、重ねて厚く御礼申し上げます。
 2022年度はウイズコロナ・ポストコロナ時代の経済社会変化に対応することが求められており、持続可能な地域づくりを目指す当金庫の使命はますます重要性を増すと認識しております。地元企業の皆さまが「新しい生活様式」に対応した事業モデルへの転換という厳しい課題に向き合う中、新分野展開や業態転換など思い切った事業再構築に意欲を有する方々の挑戦をサポートしてまいります。
 そのためにも、当金庫は様々な関係機関と効果的な連携を図ることによって地域を支える態勢整備をさらに強化し、地域の未来を担うお客様を全力でサポートしてまいります。
当金庫は、地元に寄り添う協同組織の金融機関であることを改めて認識し、地域に貢献する事業者様や地域に暮らす方々の生活を支えるため、今後も役職員が一丸となって責任を果たしていく所存です。
 今後とも変わらぬご支援ご愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

2022年7月
理事長 安原 稔

 

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