ご挨拶

   
理事長 安原 稔
理事長
安原 稔

ごあいさつ

 みなさまにおかれましては、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 平素は、しまなみ信用金庫に格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
 本年も当金庫に対するご理解を一層深めていただくため、1年間の活動をご報告する当金庫の概要を作成いたしました。ぜひ、ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
 2022年度を振り返りますと、海外情勢の緊迫、物価の高騰、労働需給の逼迫などにより世界的なインフレが加速しました。また、日米金利差の拡大による円安、欧米の金融不安など、市場環境が大きく変動した年度となりました。
 このような環境下、当金庫は「しまなみ中期経営計画(2020〜2022年度)」の総仕上げの年を迎えました。ウィズコロナを象徴する1年となりましたが、役職員全員が「地域の皆様とは運命共同体」との想いを胸に、「しまなみらしい」サポートで地域の事業や生活・暮らしを支えるため全力で取り組んでまいりました。  この結果、2022年度の決算では、4億27百万円の当期純利益を計上し、自己資本比率は国内基準の4%を上回る9.55%を確保することができました。
 これもひとえに会員の皆様をはじめとする地域の皆様の温かいご支援の賜物と深く感謝し、重ねて厚く御礼申し上げます。
 2023年度は、信用金庫の原点である相互扶助の理念を再認識し、SDGsを念頭に持続可能な地域づくりに貢献すべく、新たな「しまなみ中期経営計画(2023年度〜2025年度)」を策定いたしました。
 お客様に寄り添い、あらゆる経営課題に共に向き合い、安心して相談いただける信頼関係の構築が、私たちの使命です。コロナ禍ではリモートの普及が見られましたが、様々な経済活動が徐々に回復していく中、人と人が直接向かい合う機会が増えております。
 私たちはこれまでと同様、皆様と直接顔と顔を合わせ、心が通う深く温かい交流を大切にして、地域社会に貢献する活動に邁進してまいります。私たちは今後も皆様の声や想いに真摯に耳を傾け、地域の活性化を担う様々な関係機関と緊密に協力しながら、多くの笑顔の実現に向け「本業支援」「暮らしの支援」「金融支援」に取り組んでまいります。地域の方々に喜んでいただくことが私たちの喜びです。地域を愛する金融機関として、地域の皆様への感謝の気持ちを忘れず、「しまなみ信用金庫と取引をして本当に良かった」とおっしゃっていただけるよう、全役職員が一丸となって取り組んでまいります。
 今後とも変わらぬご支援ご愛顧を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

2023年7月
理事長 安原 稔

 

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